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ミーティングの実施、歯科外来診療環境体制加算について

3月12日、お昼の時間を使って院内ミーティングを行いました。

2020年12月の開業より3ヶ月が経ちましたが、おかげさまで患者さまにも多くいらしていただいております。

今後もっと『こもれび歯科クリニック』が患者さまにとって身近で居心地がよいと感じていただける医院となるために診療理念の再確認や短期的・長期的医院の目標など、院長の想いをスタッフに共有する時間になったと思います。

また、院内感染対策や患者さま急変時の対応の確認なども行いました。

明細書にも記載されておりますが『歯科外来診療環境体制加算(外来環)』という診療点数がございます。これは患者さまに万一緊急事態が起こったときに適切に対応できるようにAEDなどの医療機器や医療機関との連携、そして医療事故を未然に防ぐための適切な研修を受ける必要があります。

当院ではその基準を満たしており、診療点数をいただいておりますが、AEDや酸素ボンベ、血圧計などがあるだけで実際にそのような状況があった場合、スムーズに必要機材の準備を行い、患者さまの回復のため迅速に動けなければ全く意味がないと考えております。

病院歯科での勤務経験のある院長(医学博士)と副院長(日本口腔外科学会専門医)は例え患者さまが急変されたとしても十分対応ができますが、スタッフたちも事前に備えて動けるように指導を行いました。

また、新型コロナウイルス関連のニュースでよく耳にされていると思いますが『アナフィラキシーショック』というものがあります。これは投与された薬剤などに対する強い全身性のアレルギー反応であり、急激な血圧低下や喉が腫れることにより喘息様症状の出現や窒息の危険性があります。

歯科では稀に浸潤麻酔の注射後にアナフィラキシーショックを起こすことが報告されております。

アナフィラキシーショックの際に真っ先に使用したい薬剤として『アドレナリン』があります。アドレナリンの投与によりこれらアレルギー反応をブロック・改善することが期待できます。

アナフィラキシーショック時に使用するアドレナリンの導入は『歯科外来診療環境体制加算(外来環)』の算定要項ではありませんが、当院では患者さまに少しでも安心していらしていただけるように、万一の緊急事態のために自動筋肉内注射用キットであるエピペンを成人用(0.3mg)・小児用(0.15mg)ともに導入しております。

できればこの先患者さまの急変には出会いたくないですが、私どものような小さな歯科医院でも安全な医療が提供できるように十分体制を整えてまいりますので、今後とも『こもれび歯科クリニック』をよろしくお願い申し上げます。

 

~神戸市須磨区にある歯医者(JR鷹取駅から徒歩3分)~

こもれび歯科クリニック

院長 医学博士 髙橋 佑輔

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